投稿を任せる前に、「言わないこと」を決めておく
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
今日も投稿できなかった。そう思いながら閉店作業をしている方、多いと思います。スタッフさんに頼めば書いてくれそうだし、最近はAIに下書きさせる手もある。
それでも任せられない。値引きの話を勝手に書かれたらどうしよう。常連さんの話題を出されたら困る。結局、「自分で書いたほうが早い」に戻ってしまう。
私も同じところで止まっていました。投稿をAIに下書きさせ始めたころ、出てきた文章はどれも上手なのに、そのまま出せない一行がときどき混ざるんです。
任せられないのは、線がまだ頭の中にあるから
任せられない理由を探ると、たいてい「相手の腕が心配」ではありません。自分の中にある「これは言わない」という線を、まだ誰にも渡していないだけです。
店主は、言わないことを無意識に避けて書いています。だから、自分で書く分には困らない。人に任せた途端、その線は見えなくなります。
ここで「書いてほしいこと」を長く説明しても、うまくいかないことが多いです。書いてほしいことは毎日変わりますが、言わないことはあまり変わらない。先に決めるなら、こちらのほうが長持ちします。
私も、AIに投稿を下書きさせるときは、まず「書かないこと」の一覧を渡しています。そこに一行足すたびに、出せない文章が少しずつ減っていきました。
今日からできる最初の一歩
最初から全部そろわなくて平気です。任せてみて「これは困る」が出てきたら、そのとき一行足せば足ります。
- ① これまで「これは出せない」と思って消した一文を、思い出せるだけ書き出す。きれいな言葉にしなくて大丈夫です
- ② それを「値段・割引」「お客さんのこと」「家族や私生活」「他店のこと」くらいの箱に分けてみる
- ③ 各箱に「言わないこと」を一行ずつ書く。たとえば「割引は、店頭で決めたもの以外は書かない」のように
- ④ その紙を、任せたい相手に最初の一回だけ一緒に読んでもらう。AIなら、下書きを頼むときに毎回添える
入り口の先へ
どこに線を引くかは、お店ごとにまったく違います。同じ「割引」でも、書いていいお店と書かないほうがいいお店がある。
20分の無料AI診断では、いま出している投稿をいくつか一緒に見ながら、任せられる部分と自分で持っておく部分を分けるところから始めています。消した下書きが手元に残っていれば、それも役に立ちます。